皆さん、こんな言葉聞いたことがありますか?「オーソライズ」。
仕事で耳にする機会があるかもしれませんが、ほとんどの方が「ん?なにそれ?」って言葉ですよね。
先日、上司(当ブログでも何度か出てきますがこの上司、横文字のビジネス用語が大好きなんです笑)から「その商品、オーソライズは得ているのか?」と聞かれました。
オーソライズ?なにそれ。出たよ、また横文字ビジネス言葉。
日本語で言ってくれよ、イミワカンネーヨ。。。
まぁ面と向かって反論する事など出来ず、「あー得てますよー」って適当に返しておきました笑。
上司がいなくなった事務所で、すぐに調べましたよね。
今回はそんな僕のような、横文字大好き上司に苦しめられている方のために、「オーソライズ」についてご説明していきます。
オーソライズの意味とは何?
オーソライズとは、【公認される・正当(正当性)であると認められること・承認される・正式な権限を与えられる・お墨付き】といった意味があります。
基本的には「公認・正式に認められている」といった意味で使うことが多いですね。
「オーソライズ」と似た言葉に「オーサライズ」といった言葉があり、何が違うの?といった経験はありませんか?
そもそも、オーソライズを英語表記するとauthorizeとなります。
「オーソライズ」「オーサライズ」どちらも、カタカナ読みした際の言葉の違いのみで、使い方に違いはありません。
まぁ「オーサライズ」の方がネイティブな発音に近い、といったところでしょうか。
オーソライズジェネリックとは何?
医薬品業界において「オーソライズジェネリック」というものがあるのですが、ご存知ですか?
今では多く普及しており、耳にしたことがある方もおられるかもしれません。
似ていますが「ジェネリック医薬品」は、特許期間が満了しており厚生労働省の承認を得て作られている医薬品を指します。
一方「オーソライズジェネリック」とは、新薬を使った医薬品を製造したメーカーが「製法や添加物などが同じ」と公認した後発メーカーに特許を与えます。
その際、許可を得て製造・販売された医薬品を「オーソライズジェネリック」と呼びます。
「ジェネリック医薬品」は、特許が切れてからでないと販売できませんが、「オーソライズジェネリック」は特許が切れる前から販売が可能です。
オーソライズの使い方・例文
では、一般的な使い方を例文を含めて解説していきます。
長々と説明させていただきましたが、この例文を見て頂ければ、使い方を理解していただけると思います。
<例文>
・部長から「社内の人間には、オーソライズされた情報のみを公開しなさい」と言われた。
・その事案、課長からのオーソライズは得ているのか?
・この商品は、第三者機関のオーソライズを得ているので品質には自信があります。
・社会的にオーソライズされていない商品は、ヒット商品とは呼べないな。
・オーソライズされた企業が販売する商品は安心できる。
・ソフトをインストールする際、オーソライズを行わなければ使う事は出来ない。
まとめ
今回は「オーソライズ」という言葉について解説させていただきました。
承認や公認、許可といった言葉として用いられますが、その意味は意外と広義と感じる方もおられるかもしれません。
しっかりを意味を理解し、間違わないようにしましょう。