皆さん、仕事中の効率的な休息時間や方法って知っていますか?
一昔前までは、勤務中に休憩や昼寝をすることが悪だと考えられていましたが、今では大手企業も社内に休憩スペースや仮眠室を設けるなど、休憩の在り方に大きな変化が見られますよね。
そこで、今回は「適切な休憩のタイミング」と「休憩方法」についてお話していきます!
今回お話しする内容は、あくまでも「疲れを回復させるための休憩」ではなく、「長時間ハイパフォーマンスを発揮し続けるための休憩」という事を先にお伝えしておきますー!
生産性を上げるためには、適切なタイミングでの休憩は必須です!
さらに、新たに学習項目が入る作業などの場合、作業後10分ほど休憩を入れるだけで学習内容が定着しやすくなるといった研究結果もあります!
休憩って、疲れをとる目的以外にも色々効果があるんですね~。
休憩のタイミング
休憩をとるタイミングですが、まず「疲れてから」では意味がありません。
パフォーマンスが下がり始めたタイミングで休憩を入れるのが良いとされています!
一度下がりきってしまったパフォーマンスを再度上げるのは、脳に非常に大きな負荷がかかるからです。
人は、作業開始のパフォーマンスが0だとすると、エンジンがかかり出し100に到達した後は、徐々に下がってきてしまいます。
その後パフォーマンスが80のタイミングで休憩を入れる。というのがベストです!
仮に休憩中に60~70に下がってしまっても、100への到達を行いやすい位置という事ですね。
0→100→80のサイクルは人により違いはあるものの、2~3時間程度だそうです。
更に、人間が最も集中力を発揮するのは午前中だと言われています!
仮に9時に作業を開始出来た場合、2~3時間に一度簡単な休憩を入れるサイクルを繰り返すことで、その後も午前9時レベルの高い生産性を維持することが可能だそうです!
では、次は効果的な休憩方法についてです!
休憩方法
まず、休憩は前提として「脳を完全にオフ」の状態が理想だそうです!
スマホを見たり、ネットニュースを見たり、漫画を読んだり、YouTubeを見たり。。。はダメです!
作業と無関係なことであっても、少しでも集中してしまっては完全な脳の休憩にはならないからなんですね。
長時間休憩が取れない方は、短くてもOKです!
1分でも休憩時間をとるだけで、脳の疲弊した状態をリセットできるからです!
具体的な方法としては、
・深呼吸 極度の集中状態では脳の酸素不足による疲労している場合が多い。酸素を入れてあげる。
・軽く体を動かしたり、屋外に出て短い散歩
・仮眠 短い仮眠は、脳の状態をリセットするのに効果的ですが、仮眠開始から20分を経過すると、深い眠りに入ってしまい、生産性の再向上に時間がかかってしまうので、どれだけ長くても20分以内で起きましょう。
ちなみに、僕のおすすめは「ただただ天井を見つめる」です。
「脳を完全にオフ」といっても、ボーっとしていようが目をつむっていようが何かを考えてしまい、結果脳を使ってしまっている感じがするんですよね。
そんな時は、天井や壁を見つめてみてください!
頭がスッキリします。w
まとめ
今回は休憩についてお話しさせていただきました。
1日を通して高いパフォーマンスを発揮するためには、集中状態を維持するための休憩を組み込んだサイクルを回す必要があるんですね!
僕自身「うぉー今日めっちゃ集中しまくってバンバン作業が終わっていくー」って時は、大抵夕方あたりには抜け殻のようになってます。
身をもって、適正なタイミングでの休憩の必要性を感じました。
そんなことにならないように、ちゃんと休憩取りましょうね。