ホワイトカラーエグゼンプションとは何?労働に関わるこの制度を詳しく解説♪

ホワイトカラーエグゼンプションとは何?労働に関わるこの制度を詳しく解説♪

皆さん、「ホワイトカラーエグゼンプション」という言葉、聞いたことがあるでしょうか?

この記事に来られた方は「へっそんな言葉聞いたこともないし、知りたくもないね」という方はいないと思いますが。。。(意味を調べるために検索して当ページに来ていただいたと思うので)

元々アメリカで生まれ、利用されている制度で、日本人にはあまり馴染みのない言葉かもしれません。

ですが、アベノミクスの成長戦略の中でも「新たな労働時間制度」について触れており、近い将来日本でもこの制度が利用されるかもしれません。

この「新たな労働時間制度」と「ホワイトカラーエグゼンプション」になんの関係があるの?と思ったそこのあなた!

今からしっかりとご説明していきますので、最後までお付き合いくださいねー。

ホワイトカラーエグゼンプションの意味とは何?

ホワイトカラーエグゼンプションの説明をするためにはまず、「ブルーカラー」と「ホワイトカラー」の労働者のご説明から行わないといけませんね。

まず「ブルーカラー」とは【建設業や製造業などの生産工程や現場作業に従事する現業系の労働者】の方たちの事を指します。

要するに「肉体労働者」というグループに分けられる方たちですね。

ちなみにブルーカラーの「カラー」は【色】という意味ではなく、【襟(collar)】の事なんです。

作業服の「青い襟」が由来なんですね。

一方「ホワイトカラー」とは【物の生産に直接には関わらない職種、専門的・技術的職業、中・下級の管理的職業、事務的職業、販売的職業、対人サービス職業など】を指します。

「肉体労働者」と違い、「精神労働者」といわれる部類ですね。

ちなみに医師等も、専門的・技術的職業としてこのホワイトカラーに分類されるみたいですよ。

でですね、この「ホワイトカラー(精神労働者)」に関わる労働時間の変更にかかわる制度の事を「ホワイトカラーエグゼプション」と言います。

意味は【労働時間既定の適用を免除または緩和する】制度の事です。

要するに、時間ではなく、成果によって評価される新たな労働制度の仕組みという事ですね。

一般的にホワイトカラーの労働者はブルーカラーの労働者と違い、時間の経過に比例して成果が出る職業ではない事が多いです。

現在の労働基準はブルーカラーの労働者を基準にした設定(時給・日給・月給)となっており、ホワイトカラーの労働者のような生産性が時間に比例しない職種では、非常に曖昧な基準となってしまいます。(極端に言えば、数十分で莫大な利益をあげたとしても、3日間かけて同じ利益をあげたお給料と変わらないわけですしね。)

そこで、時間に比例して生産性があがる職業ではないホワイトカラー労働者に対し、「労働時間」ではなく「成果」に対して賃金を支払う制度がこの【ホワイトカラーエグゼンプション】なのです。

短い労働時間でも成果をあげれば賃金が支払われるこの制度ですが、メリットばかりではありません。

「成果主義」となったことにより、労働時間の増加等のが懸念され、制度が施行されるまでにはまだまだ議論の余地がありそうですね。

まとめ

ある意味、現代の働き方にマッチしているように感じる「ホワイトカラーエグゼンプション」。

ですが、先ほどお話ししたように「成果」に対する賃金の支払いにより生まれる弊害もありますよね。

言い方は悪いですが、仮に一日中ぼーっとしていても給料が支払われる今の制度が良いとは思いません。(もちろん、全員がこの類に含まれているわけではありませんよ!笑)

ですが、ホワイトカラーエグゼンプションを施行するのであれば、残業などに対する法整備が必要ですね。

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